ゴールドシップという、人生に爆走してきた災害級アイドル

人生で初めて「馬に恋した」と
思ったのが、ゴールドシップ
美しくて、強くて、
でもマジでワケわかんなくて
なんかもう、全部持ってった
心の根っこまで。
最初に見たのは2012年の皐月賞
他の馬たちが綺麗に競り合う中
ゴルシだけは別次元だった。
大外ぶん回しの鬼脚。
直線で他の馬ぶち抜いて
見事な逆転勝利。
あの瞬間、「あ、これが天才か」
って思った。
でもその数年後、
「天才だけどめちゃくちゃめんどくせぇヤツ」だとも思った。
宝塚記念3連覇を夢見たあの日(2015年)
ゲート開いてもゴルシだけが動かない。
「え?立ってる?」「今寝てた?」
競馬ファン全員が頭抱えたけど
私は逆に笑ってた。
「ああ、これが推し」って。
でもそのあと
2015年の天皇賞(春)で
最後の見せ場を作った。
いつも通りの大外回し
最後の直線で3着に食い込んだ姿。
もう…泣いた。
ちゃんと泣いた。
“走る気がある時のゴルシ”って、
なんであんなにカッコいいのか…
その後、引退。
でも私の中じゃ、まだ現役。
YouTubeでレース動画見返すたび
あのときの鼓動が蘇る。
そして時は流れて、ウマ娘。
ゲームでゴルシが喋って、歌って、めちゃくちゃふざけてて、
最初は「嘘やろ…」って
戸惑ったけど、
なんか気づいたら一番育ててた。
ゴルシ育成の因子周回してたら、
リアルの予定すっぽかしてた。
もはや
人生をまた捧げ直してるレベル。
それだけ
私にとってのゴールドシップはただの馬じゃない。
勝手に走って、勝手に負けて、
勝手に伝説になる、
私の“推し馬”を超えた存在。
ちなみに私が情緒不安定なときは、
「ゴルシも走りたくない日あるしな」って言い訳して寝てる?
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