うぴ子 カラス 聴いた感想
うぴ子のカラスって曲をお勧めされて
よかったら聴いてみて感想くださいとのことだったので聴いてみたよ〜‼️
めちゃ長いから文章を読むのが苦手な方はバックブラウザしてね。
ただ暗い歌じゃなくてかなり哲学的な構造の歌だと思ったよ。
まず最初に出てくるのが掛け違えたボタンって歌詞だけどこれって人生の比喩としてすごく典型的で
人間は大きな失敗で壊れるというより
最初の小さなズレから全体が崩れていくからね。
つまりこの歌は
「人が壊れる原因」を探してる歌なのかなって感じた
その原因として出てくるのが
劣等感とか、誰かを馬鹿にすることで得る快楽とか、
ニュースから目を背ける態度とかね
これって全部
社会の中で人間が自分を守るための行動だと思う。
でも面白いのはそれを続けているうちに
人はだんだん自分が誰なのか分からなくなる。
ここで出てくるのが
私は誰だ?
お前は誰なんだ?
という問いだよね
これは哲学で言う「自己同一性」の問題に近くて、人間って本当は自分という存在をちゃんと理解しているわけじゃなくて、社会の役割とか仮面の集合体で生きてる。
だから歌詞にも出てくる
笑った仮面を被って耐えていたら
本当の自分すら見失ってしまった
って状態になる
つまりこの歌は人間が社会の中で生きるほど自分を失っていく構造を描いてる。
さらに印象的なのが
「人は簡単に人を裏切るけど
金と薬は私を見捨てたりしない」
という部分。
これはかなりシニカルな思想で、
人間関係よりも物質や依存の方が信頼できるという感覚
哲学的に言うと現代社会の虚無主義にかなり近いかな
それで最後に出てくる
心が壊れる音は
あまりにも静かで
手遅れになるまで人は気づけない
という部分
これがこの歌の核心だと思う。
普通、人が壊れるっていうと劇的な瞬間を想像すると思う。
でも実際はそうじゃなくて、壊れるときは
ほとんど音がしない
社会は普通に動き続けて、誰も気づかないまま
一人の人間がゆっくり壊れていく。
ここでタイトルの「カラス」が意味を持つ
カラスってよく不吉の象徴にされるけど、
実際はただ空から人間の世界を見ている存在。
つまりこの歌の視点は